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すべての事業者に大事なことは持続可能性

今年は、コロナに振り回された1年でした。来年もまだしばらくは続くでしょう。

年末を迎えて一番感じたことは、「持続可能性」が重要だということです。

 

Go Toトラベルが、コロナがまだ終息しない時期から開始され、観光事業者やその関連の事業者にはたいへん恩恵があったようです。しかし冬になるにつれ、感染者は急増し、ここへ来てGoToの停止という状況です。

観光事業者には、キャンセルの嵐、コロナ対応の病院は疲弊している状況下です。

この政府のあいまいな対応により国民は振り回されています。

 

個人的に思うのですが、コロナが少し落ちついていた秋頃、GoToなどのキャンペーンが無くても、旅行に出かける人は必然的に増えます。経済的に影響を受けない人たちは、多少高価な旅行でも出かけるのです。

一方で、GoToのような一時的なキャンペーンだと、その時は過熱しますが、キャンペーンが終わったとたんに、再び事業者は不況に見舞われることになります。

ですから急激な好不況に見舞われるよりは、100%の回復ではなくても、80%程度で、事業が持続可能な状態であることが重要なのだと・・・

 

政策や世の中に振り回されることの無いよう、その状況に応じて柔軟に事業の形態を変化させたりすることや、効率化を図って固定費を抑えておくなどの工夫や企業努力も必要です。