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個人税理士のIDECOとNISA関わり方

毎日暑いです。いろいろな意見はあったものの、東京オリンピック2020、暑い熱戦が開催中です。この日のために努力を重ねてきた選手たちには感動を覚えます。

その一方で東京、首都圏のコロナ感染者数は増加の一途。

 

さて、IDECOにNISA、話題によくなるテーマですが、私がどのように活用しているか、お話しします。

まずIDECO・・・厚生年金等の公的な年金とは別に、個人で60歳まで積み立てる将来の年金(確定拠出年金)です。

私の場合、勤務税理士時代に、企業型の確定拠出年金(会社で掛けてくれていた部分と個人で掛けていた部分ともに有り)を掛けていて、その全額を開業税理士になった時に口座を持っていた証券会社に移管しました。

 

その後も月々一定の掛け金を掛けていて、その掛金は、その年の確定申告で全額所得控除になります。

毎月かけている資金は、自分で運用を選びます。定期預金からハイリスクハイリターンの商品までいろいろ用意されています。その中で選ぶのはその人次第なので、運用次第で人によって大きく変わってしまいます。

注意すべきは、手数料を取られるので、定期預金のような商品だと、逆に損してしまいますから、ある程度投資性のある商品の方が、長期的には大きなリターンがあると思います。

 

次にNISA・・・数年前に株式投資を始めました。確か英国がEU離脱を決定した際に、株価が大幅に下落したので、買いのタイミングなのかと、ネット証券に口座を作りました。私の場合は、株主優待を目当てにした株式構成で、長期保有目的です。

優待の品が送られてくる時期になると、日用品や食事券、コーヒー会社からはコーヒーなど送られてくるのが最大の楽しみです。

 

さて、株主になると、配当金をもらえます。この配当金は、通常ですと税金(20.315%)を差し引かれますが、NISAを選択しておくと、非課税となります。また、所有する株式が値上がりしたので売ったとします。その売却益にも税金(20.315%)が差し引かれますが、NISAでは非課税です。(上限はありますが)

ですが、一方でもし株を売って損失が出た場合は、通常なら、配当金と損益通算したり、翌年に損失を繰越したりできますが、NISAではそのような制度はありません。

私の場合は、株主優待目当ての、長期保有目的なので、売却はあまりしていません。申告不要なので特に何もしていません。売り買いをあまりしない株主はNISAがラクでよいかもです。ただしNISAは期限のある制度なので、期限が来た時に放置しておくと、通常の口座に戻りますので、ご注意を!!