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貯蓄から投資へが、難しい理由 

岸田政権が打ち出した「新しい資本主義」。その中で「貯蓄から投資へ」が話題になっています。

日本人は投資性の金融資産より、低金利であっても、圧倒的に預貯金に預けている割合が多いのです。

私のもっと若い時分は、ゆうちょの定額貯金が8%、一時払い養老保険が5年で1.5倍になった時代でした。

 

ですが、最近は超低金利、銀行預金だけでは少しも増えませんし、むしろ円安で現金は目減りするのではの不安を抱えるほどです。これを背景に投資を始める若い方も増えているようです。

IDECOやNISAなどの非課税の制度もあって、税制面ではたいへん有利となっています。

 

ですがマスコミなどの報道を見ていると、このIDECOやNISAについての制度上での解説はよくされていますが、ほとんどの人が「投資といっても何に投資していいかわからない」についての疑問を持っていることをわかっていません。

つまり、投資しろと言われても、何に投資すればいいの?が最大の疑問なのです。投資はリスクが伴います。タイミングも重要です。やみくもにやれNISAだと投資しても、逆に大損してしまうリスクもあります。ます。現状、海外のインフレ状況や、ウクライナ危機など、世界情勢は不安材料が多いです。

 

この私も、以前証券会社の言うとおりに投資信託を買ったら大損したことがあります。自分がよくわからないものに手を出すのが一番危険なことです。

 

私自身の投資と言えば、よく知られた企業の日本株式です。外国株式はよくわからないし、日本の身近な企業の株は私にはわかりやすいのです。新興のベンチャー企業で値上がりを短期で期待するような投資ではなく、長期で保有して配当を少しずつでも貯めておくやり方です。日経平均株価を時々気にするくらいで、多少の値動きは気にせずあとはほったらかしです。